プルタブを取った缶の口が柴田さんに激似な件について
シーーーバーーーターーーさーーーーーーん(大合唱)
飲み物の缶のプルタブを取ったことがあるだろうか。
飲み物の缶のプルタブを取ったことがあるだろうか。
所在無さ、もしくは衝動的な気持ちで取ってしまった事はあるかもしれない。大体そのプルタブは缶の中に入ってしまい、カランコロンと音を立てながら飲む羽目になる。
一方で、意図的に取った経験のある人は少ないだろう。ましてやプルタブを取った缶の口の観察なんて、まっとうな人生においての寄り道行為だ。
しかし実は、プルタブを取った缶の口をよくよく見てみると、とある有名人にとても似ているのだ。
八王子のあの有名人だ。
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プルタブとは、缶飲料の飲み口を開けるために引き上げる部分のことだ。強固に接着してあるわけではないのでこの部分は簡単に外すことができる。
くいっ…くいっ…くいっ…くいっ………ぷちん。
プルタブを前後に数回往復させることによって、プルタブが缶から離れる。擬音にしてみるとずいぶん気持ちがいい。
感覚がわからない人のために、クリックすることによりこの感覚を味わえるようにした。
くいっくいっぷちん。装置
数回クリックすることによりくいっくいっぷちん。もう一度画像をクリックすると最初に戻るのでまたくいっくいっぷちん。クリックを続ける限り何度でもぷちんする。暇つぶし、ストレス解消、くいっくいっぷちんが大好きな人なら缶代の節約、なんにでもどうぞ。
さて、タブの取れた缶を実際に見てみよう。
ウド柴田さん、、、
プルタブを取ることにより、隠れていた2つの点が見えるようになりそれが目の役割を果たしている。また、最初に開けた口がそのままあの有名人の口となる。呆けたように大きく開けた口が、またあの有名人により似ている。
呆けているなど少々失礼な事を言ってしまっているのであの有名人の名前は出さないが、缶の様相とセリフからおそらく想像がついたものだと思う。
ひとくちに缶といってもその飲み口の形は様々である。缶によってあの有名人に似ていたり似ていなかったりするのだ。
そこで今回はいろいろな缶のプルタブを取って飲み口を比べてみる。そして、どの缶があの有名人に似ていてどの缶が似ていないのかをしっかり把握しようと思う。何のため?うーん…、子孫に語り継ぐため?
なお今回は、どの程度あの有名人に似ているか比べやすいよう数値で表現するために、ウ度という指標を用いることにする。
No.1 コカコーラ
No.1 コカコーラ
炭酸飲料代表
まずは王道、コカコーラからだ。
ウド直樹さん、、
いきなり、かなり似ているものが出たのではないだろうか。
飲み口がやや細いのか全体的にほっそりとしている上に、おでこの面積が広いため、人間にしては少し面長すぎるのではないかと思う。
コカコーラ
材質 アルミ
ウ度 ★★★★
No.2 お~いお茶
お茶代表
こちらも缶のお茶の中では一番有名であろう、お~いお茶だ。
先ほどのコカコーラとほとんど一緒だ。一般的な缶飲料はこのような形状をしているのだろうか。
よーく見比べてみると、目がやや大きくて中央に寄っている。が、普通に見ればおんなじ顔だ。
お~いお茶
材質 スチール
ウ度 ★★★★
No.3 プレミアムモルツ
さて、缶飲料といえば忘れてならないのがアルコールだ。もちろん調査する。
飲み口がデカすぎて、顔としてのバランスが崩れている。大口開けても、ここまでおにぎりのような輪郭にはならないだろう。
似ていないとは言えないのだが、なんだか釈然としない。特徴を捉えきれていないままデフォルメ化した感じだ。ああ、もどかしい!
材質 アルミ
ウ度 ★★
ビールは旅に最適ですなぁ
No.4 カクテルパートナー・カシスオレンジ
ビール以外のアルコールということで、カシスオレンジ。僕は飲み会の席での最初の一杯に「じゃあ、カシオレで」と頼んで「女子か!」とツッコまれる団体芸を持つほどカシスオレンジが好きだ。
お前誰だよ!
ビールと同じような大口開けに、くりくりした目のせいで完全に別人だ。まったくもって似ていない缶もある。これで子孫に「カシオレは似とらんから気をつけなはれ」と忠告することができる。
アルコールの缶は口の大きいものが主流なのだろうか。確かに口が大きいと、グラスに注ぐ時に便利ではある。
カクテルパートナー・カシスオレンジ
材質 アルミ
ウ度 ★
No.5 BOSS レインボーマウンテン
さてここからはコーヒーの缶を調査する。僕の中では缶飲料といえばコーヒーといえるほど普段色々な缶コーヒーにお世話になっている。
これはかなり似ている。惜しいところは輪郭の横幅が上下であまり変わっていないことと、鼻が四角形ということだ。プルタブを取ってもどうしても根っこが残ってしまうが、これまでは結果的に根っこが丸かったのでよい鼻のパーツとなっていた。しかし、今回は少し違っていたようだ。
BOSS レインボーマウンテン
材質 スチール
ウ度 ★★★★
お空にレインボー!
No.6 WONDA 金の微糖
コーヒーはいいかもしれないぞ。もっと調査してみよう。
うん、これはほぼ完璧だろう。適度な口、輪郭、目など特徴をしっかり捉えきれている。ビールの時のモヤモヤが払拭された。
最初の紹介に使った缶はこれである。一番似ている缶で興味を引かせる。あざとい、あざといぞ。別人がいる缶まであったのに!
WONDA 金の微糖
材質 スチール
ウ度 ★★★★★
No.7 ジョージア エメラルドマウンテン
さらなるウ度の高みを目指し、コーヒーに狙いを絞る。
これもまた似ている。さっきの缶とほぼ同じ形のためコメントが難しい。というより、先ほどから同じような形状の缶をずっと見続けているため、本当にこの顔は似ているのかという疑問が起こってきた。まさかあの有名人でゲシュタルト崩壊を起こす日が来るとは。
材質 スチール
ウ度 ★★★★★
No.8 Roots アロマインパクト
さて、コーヒーはウ度が高いものが多いことがわかった。あと一つくらい調べたらもう十分だろう。そこで選んだのが、Roots アロマインパクト。
ナァオォキィくぅーーん!
ああ、似てない。久々登場の大口と、クリクリした目が絶妙のアンバランスである。ギリギリ別人ではないけど……わかった。これカバだ。
コーヒーはすべて似ているという慢心があった。決して油断してはならない。子孫に伝えるべき内容がまた一つ増えた。
Roots アロマインパクト
材質 スチール
ウ度 ★★
No.9 レッドブル
海外組は別場所で撮影
さて、最後にメイドインスイスの海外組、レッドブルを登場させよう。果たしてどのような顔が出てくるのか。
◆※♥○§∬
ぎょっとした。これは宇宙人か何かか。 目が離れすぎていることが大きな原因だろう。今まで目の部分の役割だった点は全てプルタブの下に隠れていたのだが、レッドブルははみ出て見えていた。購入段階から嫌な予感はしていた。
さて、最後にメイドインスイスの海外組、レッドブルを登場させよう。果たしてどのような顔が出てくるのか。
◆※♥○§∬
ぎょっとした。これは宇宙人か何かか。 目が離れすぎていることが大きな原因だろう。今まで目の部分の役割だった点は全てプルタブの下に隠れていたのだが、レッドブルははみ出て見えていた。購入段階から嫌な予感はしていた。
材質 アルミ
ウ度 計測不能あなたの目でも調査しよう
いくつも缶を調査したが、似ているものが多く、限りなくデフォルメした本人に近いものもあった。ふとプルタブを取った時に気づいた小ネタだったが、ここまで仔細な調査ができて満足している。
缶飲料にはたくさんの種類がある。今回調べたのはほんの数種類だが、スーパーにいけば大量の缶飲料にお目にかかれる。どの缶がより似ているか、あなたの目でも確かめて欲しい。プルタブを取らなくても飲み口のサイズはわかるので、より柴田さんに似ている缶を探したいのであれば大口のものは避けるのが賢明だろう。